世界的な盆栽ブーム! 輸出額が80億円を突破

NYで盆栽が人気

皆さんはどんな趣味をお持ちですか? 最近、自宅で気軽に楽しめるミニ盆栽にはまっているRESOBOX広報の末永です。実は弊社のNYのギャラリーで定期的に開催している盆栽教室がニューヨーカーにとても人気。ギャラリーで開催した盆栽の展示会には、老若男女問わず多くの方に訪れていただきました。また、「日本文化を社員のアイデア創出の教材にしよう」と、出張教室を依頼する大手企業も多数(下記の写真がその時の様子です)。日本が誇る「生きる芸術」の力に、日々驚かされています。 

世界で変化する日本文化や、米国での日本事情について無料で視聴できるポッドキャスト番組でもお話ししていますので、是非聞いてみてください。

海外で盆栽
RESOBOXが主催で行った盆栽教室の様子

「BONSAI」は世界共通語! 

というのも、日本では年配の方々の趣味と捉われがちな「盆栽」ですが、欧米では「BONSAI」として認知され、人気は年々広がっています。日本貿易振興機構によると、日本から海外への盆栽輸出額は年々増加し、2001年に6億4000万円だった輸出額は、16年には80億円を突破!その後伸び続けています。

ギャラリーで開催した展覧会の様子
ギャラリーで開催した展覧会の様子

日本開催の盆栽イベントは外国人がいっぱい

また、2017年4月に埼玉県で開催された第8回「世界盆栽大会」には、40の国と地域から約4万5000人の愛好家が参加。300点を超える作品が展示され、一流の盆栽作家によるデモンストレーションには外国人観光客が長蛇の列を作り、大賑わいでした。

ユネスコの無形文化財登録の日も近い!

さらに文化庁は、日本の伝統文化である「盆栽」を、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産への登録申請の対象として検討することを決定。「和食」に続き、日常生活に関連する遺産として登録される日も近そうです。日本国内では、年配の方々の趣味と思っている人も多いかもしれませんが、世界ではどんどん魅力が認められ、ファンが急増。今後は日本の若い世代にも人気が出てる予感がします。

海外で盆栽

進化する日本の伝統文化に期待

私たち日本人が「古い」と感じる文化でも、海外では「新鮮で素晴らしい」と受け入れられたり、「新しいカタチ」に進化を遂げ普及したりしています。例えばけん玉もそんな文化の一つ。米国から動画サイトYouTubeを通して発信された新スタイルが話題を呼び、世界中で大ヒット! 日本でも逆輸入という形で再ブレイクを果たしました。今後もさまざまな日本の文化が世界に発信され、新たな広がりを見せてくれることでしょう。今から楽しみでなりません。

「株式会社RESOBOX」はニューヨークを拠点に幅広い企業を対象にした海外進出支援サービスと、バラエティーに富んだ文化事業を展開しております。盆栽をNYで披露したい。教室を開催したいなどのお問い合わせはこちらまで気軽にどうぞ。

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