水色の玉がおしゃれな「MY けん玉」をゲットし、「とめけん」という初心者技を十中八九成功できるようになったRESOBOX広報の末永です。そう。けん玉の魅力のひとつは、老若男女問わず誰でも、どこでも遊べるところ。さらに、アイテム自体もカラフルでおしゃれな商品が多数販売され、1500円前後から手軽に購入できます。
世界トップクラスのプレーヤーが集う米国
「けん玉①」の記事で紹介した通り、けん玉が世界でブレイクしたきっかけは米国人プレーヤーの動画です。2014年から日本で開催されている「けん玉ワールドカップ(W杯)」の初年度の結果を見てみると、なんと1〜5位は全て米国人。日本人は6位が最高位でした。この結果からも分かるように、ブームの火付け役になった米国は、技術も人気も世界トップクラスなんです。
NYでもけん玉ブームを巻き起こそう
ところで、けん玉が普及している地域では、互いに技を披露し、磨き合うコミュニティーが多く存在していることをご存知ですか? しかし、けん玉ブーム真っ只中の米国にありながら、弊社があるNY市内には存在しないことが判明しました。日本文化を世界に広めるというミッションを持つRESOBOXとしては「では、うちが作るしかないでしょう?!」と、気合が入ります! こうして「NYけん玉普及計画」が始動しました。
2017年 NYでけん玉コミュニティーが発足
そもそものきっかけは2017年。広島に出張した弊社代表が「イワタ木工」が手掛けた美しいけん玉を見て、文化そのものに興味を持ったことでした。帰国後「ニューヨークでも、けん玉の文化を広げたい」と、「けん玉ワールドカップ(W杯)」を運営し、日本を拠点に国際的な普及に取り組む「一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク」(長野県)の代表窪田保さんと、米国のけん玉プロ集団「KendamaUSA」の代表ジェレミー・スティーブンソンさんとNY市内で意見交換を実施。「まずはワークショップを開いてみよう!」と、本格的にけん玉の普及活動に取り組み始めました。
ニューヨーカーも興味津々!
そして、2018年3月、初のワークショップを開催。参加者は少なかったものの、たまたまカフェに訪れたお客さんが、カッコイイ技に興味を示し参加してくれるなど、手応えを感じた我々。「KendamaUSA」と、台湾が拠点のプロチーム「Yumu Kendama 」のメンバーを筆頭に5月、コミュニティーを発足しました。メンバーは月1で2時間程度集まり、技を磨いています。回を追うごとに人数も増え、メンバーのレベルも上がっているんですよ!
2018年8月。「ニューヨークけん玉オープン」開催!
そして、8月。「第1回 ニューヨークけん玉オープン」を開催しました。集まった選手20人がしのぎを削り、けん玉バトルを展開しました。優勝者(上級者部門)には、10月に開催されるアメリカ最大級のけん玉大会「ミネソタけん玉オープン」(Sweets Kendamas主催)の参加権&往復航空チケットも用意しました。なんと、今回、初開催なのにも関わらず、「Kendama USA」、「Yumu Kendama 」、「Sweets Kendamas」(米国)など、世界各国の人気けん玉メーカーがスポンサーになってくれました。まだまだNYでは小規模ですが、皆さまの期待も活力にして、今後もどんどんけん玉の輪を広げていきます。