NYで話題沸騰のヴィーガン。アメリカで2000万人以上が実践


皆さんこんにちは、今日はNYで話題沸騰中のヴィーガンについて、レポートします。皆さんヴィーガンとは何かご存知ですか?ヴィーガンはベジタリアンの方々よりもより厳密な食事の規制を行う完全菜食主義者のことです。

ヴィーガンは動物性のものを一切摂取しない

ヴィーガンの方々は肉や魚のみではなく、卵や牛乳、バター、はちみつなど動物性の食材を避けます。人工調味料もできるだけ控え、砂糖であれば白砂糖ではなく、黒砂糖を使用。はちみつの代わりにメープルシロップを愛用するなど、非常にユニークな食生活で知られています。またこのヴィーガンには様々なレベルがあり、一番厳しいと言われるエティカルヴィーガン(倫理的ヴィーガン)の方達は動物の命を尊重するために、動物の毛皮から作られた洋服やコートでさえも使用しません。

ヴィーガン人口が急増するアメリカ

アメリカ国内ではヴィーガン人口の伸びが非常に顕著なんです。あるデータによると、2009年、国内でのヴィーガン実践者は約1%でしたが、17年には6%まで増加し、2000万人近くいると推測されています。またヴィーガンは若いミレニアル世代が牽引しており、実践者の約半数が35歳未満と言われています。アメリカでは植物だけで作られたお肉としてビヨンドミートが人気を博しています。このビヨンドミート、「世界で始めて肉売り場に置かれた肉じゃない食べ物」としても有名で、あのビル・ゲイツやレオナルド・ディカプリオも出資をするなど、今大注目の分野なのです。

日本のヴィーガン食材とは?

豆腐や納豆、こんにゃく、味噌や海藻類など、日本の食材もヴィーガンに適応するものが非常に多く、NYでも人気急上昇なんです。NYのヴィーガンレストランでは様々な日本由来のヴィーガン食が振る舞われています。アメリカ進出をご検討の食品企業の方々は、規模が拡大するヴィーガン市場にも目を向けてみると面白いかもしれませんね。NYではぜひ今流行りのヴィーガンレストランにも足を運んでみてください。

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