ハマったら渡米できない!?ESTAの落とし穴①


世界で最も信頼されているとも言われる日本のパスポート。それだけに、短期の海外旅行でわざわざビザをとるという認識は薄いかもしれません。それでは、アメリカに行く場合はどうなるでしょうか?知らないと怖い実例も含めてご紹介します。

アメリカ入国にはESTAが必要

渡米経験のある方ならご存知でしょうが、アメリカには事前にESTAの申請を行わないと入国(乗り継ぎ含む)することができません、ESTAとは電子渡航認証システムのことで、渡航者がアメリカに入国するにあたり法や安全性の観点で問題がないか、事前に審査するのです。有効期限内のビザを持っている人なら問題ありませんが、なければ渡航の72時間前に取得しなければいけません。空港についてから慌てて申請しても遅いのです。

ESTAには有効期限がある

一度承認されたESTAは、原則2年間有効です。有効期間内であれば渡航回数に制限はなく、1回につき最長90日滞在することができます。ただし、ESTAの有効期限よりも先にパスポート自体の有効期限が切れてしまい、再発行した場合には再度ESTAの申請が必要です。また、名前や性別、国籍などを変更した場合も、有効期限内であっても申請するのを忘れないようにしましょう。「一昨年ハワイに行ったからたぶん大丈夫」など楽観視せず、必ず渡米前に有効期限を確認するようにしてください。

申請は自力か、代理申請を

ESTAの申請は、こちらの政府公式サイト(英語)から行うことができます。申請料金は14ドル(2018年末現在)で、日本円で約1500円強です。もし英語に自信がなかったり、ESTAの申請が初めてである場合などは、専門の代行業者や旅行代理店に費用を支払って行うこともできます。なお、ESTAはあくまで観光・商用・乗り継ぎを目的としており、就労や留学を目的としている場合はビザの申請が必要ですので注意しましょう。

ESTAには承認条件がある

ここで落とし穴となるのが、ESTAは日本人なら誰でも、無条件に承認してもらえるわけではないということです。逮捕歴がなく、過去にアメリカから入国拒否された経験もないにも関わらず、ESTAがおりないケースがあります。次回は実際に、ESTAがおりなかった場合についてご説明します。


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